理解しにくいタイの宗教問題
日本でも最近ニュースなどで報道されるので、知ってる方も多くなったと思うのがタイの宗教問題です。
タイは小乗仏教の教えを守っている敬虔な仏教徒の国ですが、自治や独立を求めるイスラム系の独立運動の南部県の宗教問題が存在します。
タイの最南端の県はもともとイスラム教徒の小王国でしたが、約100年ほど前にタイに併合されました。
そのため今でも最南端の県の、住民の大半はマレー語を喋っています。
特に最南部の5県はイスラム系タイ人の人口が、過半数を占めています。
そのなかでもヤラー県・ナラーティワート県・パッターニー県の3県は、15世紀以来のパタニ王国の領土でした。
この3県が実はタイからの自治や独立を求めて、爆弾テロを起こしたりタイの軍を攻撃しているのです。
タイのイスラム系の女性は必ず、スカーフを巻いているので直ぐに分かります。
タイの首都バンコクでも、スカーフを巻いた女性をよく目にします。
それだけにニュースなどで報道されるライフルを携帯したタイの軍人の姿は信じられません。
タイはある意味とても寛容な国で、さまざまなものを受け入れてきました。
宗教もそのひとつで、タイでは宗教の信仰の自由が守られています。
バンコクをはじめタイの至る所で、イスラム教の礼拝堂であるモスクを見ることができます。
タイは仏教国でありながら、むしろイスラム教を受け入れています。
一般の人々のあいだには、宗教的対立などはまったくありません。
さらに不思議なのはタイの女性首相であるインラック氏がタイ南部を訪れた時には、イスラム教徒の女性を中心に大歓迎を受けたことです。
どうやらタイではこの仏教とイスラム教の宗教的対立と、タイ人とイスラム系タイ人の問題はまったく別のようです。
さらにタイのインラック首相も、タイの宗教問題とは関係ないようです。
タイでは過去にもクーデターなど市民と軍の対立があり、多くの市民が犠牲になっています。
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